無題 以前書いた名前だけ文豪から引っ張った男子校の学生寮ものこんにちは、菊池寛です。今日は重大なニュースがあってやってきたんです、恒藤君。あ、待って。閉めないでください。待って待って。お願いだから聞いてくださいって!!はい、どうも、はい。...コホン、実はですね、私、菊池はですね...実はですね、さ、佐野と...いえ、また罪をおっかぶせられたのではなくてですね。えっと、その節は...ってそうじゃなくて!ええい単刀直入に言いますよ!私と佐野は付き合うことになりました!!え、ちょっとなんで芥川くん、えっなんで羽交い締めにするんですかって医者ですか?何故にってちょっとほんまちょっと、あっあーーーーーーこの↑あほな文章を書いてて思い付いた小話↓「佐野、卒業したらどうしますか」「どうするって、なんのこと?進路?」「いえ、私たちの家です」「はん?」「ほら、私達って愛し合ってるじゃないですか。世間ではこういう関係を夫婦と呼ぶそうですね、私達は夫婦です。夫婦ならば同棲しなきゃいけないじゃないですか」「いや、愛し合ってないし...」「私の愛を疑っているのですか?私はきちんとあなたのことを愛していますよ、いつも口に出しているようにね☆」「おえ...ちげえそうじゃない」「資金繰りのことや新居についてならそんなに心配しなくても大丈夫ですよ?私の持てる最大の人脈をフル活用して安く綺麗で使い勝手のよい愛の巣を何があっても用意しますし...」「いやまって、俺たちまず付き合ってすらないし」「?付き合う?既に夫婦なのにですか?」「ほんとまって、俺たちただのカキタ...ただの同室だから」「あぁ、既に同棲してますからやっぱり夫婦ですね」「もうやだこいつ」 [0回]PR